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AIで黒い着物と刀を描く方法|SDXLの構図指定と失敗例

AI画像制作

AIで黒い着物の人物と刀を描くと、衣装は狙いどおりでも、刀の位置や手の形が変わることがあります。ここでは実際に生成した一枚を使い、「人物」「着物」「刀」をどう分けて指定し、出力のどこを確認するかを紹介します。見本の失敗もそのまま残しました。

今回の狙いと実際の生成結果

狙ったのは、寺院の木造廊下に立つ成人女性の全身像です。黒い着物に控えめな金の刺繍を入れ、鞘に収めた刀は人物から離れた木製の刀掛けに置く構図にしました。

見本では、人物の全身、黒い着物、廊下の奥行きは表現できました。一方、刀掛けは見えず、刀は人物の近くに長く伸びています。金の装飾も小さく、上部の札には読めない文字が描かれました。見本画像は成功例の証明ではなく、構図がずれた箇所を見つけるための例です。

プロンプトでは位置関係を分けて書く

被写体の特徴だけを列挙すると、刀を「持つ」のか「置く」のかが曖昧になりがちです。まず人物の立ち位置、両手、刀掛けの位置、人物と刀の間の余白を別々に指定します。試すための短い例はこちらです。

one adult Japanese woman, solo, full body, standing in a wooden temple corridor, opaque black kimono with restrained gold embroidery, both hands relaxed at her sides, a single sheathed katana resting on a wooden sword stand to her right, visible empty floor between the woman and the sword stand, soft morning light

これは検証用の出発点です。この文だけで刀掛けが必ず描かれるわけではありません。画像を見て、どの関係が崩れたかを一つずつ直してください。

崩れたときに見直す順番

  1. 人物が一人で、顔から足元まで入っているか。足元が切れたら、背景を増やす前に人物の大きさと画角を調整します。
  2. 両手が自然に下がっているか。刀が手に吸い寄せられる場合は、手と刀の役割を別々の文にします。
  3. 鞘と刀掛けが区別できるか。柄が浮いていたり刀身が露出したりする場合は、採用を見送って再生成します。
  4. 金の装飾が布の模様として見えるか。色だけ増やすと帯や背景まで金色になる場合があるため、刺繍を入れる場所を袖と裾などに絞ります。
  5. 看板などの文字が必要か。不要なら、看板を画角から外す構図も試します。生成文字を読める文字として扱わないでください。

一度に変えるのは一つだけ

刀掛け、手、背景、光を同時に変更すると、どの指定が効いたか分かりません。最初は同じモデルと設定を使い、刀掛けの位置だけを変えて比較します。次に人物との間の床を明示し、それでも難しい場合は構図の参照画像や領域指定を検討します。

今回の見本はComfyUIで生成し、832×1216ピクセル、28ステップ、CFG 5.5を使用しました。使用モデルはPerfectDeliberate Anime v4.0_Aです。同じ文と設定でも生成結果は変わるため、気に入った一枚が出たら実際に使ったモデル名、設定とシード値を控えておくと比較しやすくなります。

次に確かめたいこと

次回は、刀掛けの位置だけを変えた画像を並べ、人物から離して描けたかを比較します。雨や雪の場面でも、まず人物と小道具の位置を決めてから装飾を加える方法を試していきます。生成結果で困った箇所があれば、コメントで教えてください。

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